車屋さんで営業マンをしていると、様々なタイプのお客さんと出会いますよね。中には、こちらの説明を最後まで聞いてくれずに注文をキャンセルしたり、細かいところまで指摘して値段交渉をしたりする、いわゆる「手ごわいお客さん」もいるものです。
一方、こちらの提案を素直に聞いてくれて、スムーズに商談が進む「簡単なお客さん」ももちろんいます。今回は、そんな手ごわいお客さんと簡単なお客さんの違いについて、ちょっと裏話も交えながら詳しくご紹介していきたいと思います!
手ごわいお客さんの特徴
手ごわいお客さんは、車のことについて知識が豊富だったり、こだわりが強かったりする傾向があります。そのため、営業マンの説明をよく聞き、納得いくまで質問攻めにすることも。細かいところまでしっかりチェックするので、説明に少しでも曖昧な部分があると、鋭いツッコミが入ります。
さらに、値段交渉にも妥協がありません。予算をしっかり決めており、少しでも安く買いたいという強い意志を持っています。そのため、複数の車屋を比較検討したり、見積もりを何度も取ったりして、自分にぴったりの1台を見つけようとするのです。
あるあるエピソード
- 車種やオプションについて、細かいところまで質問攻め
- 営業マンのちょっとした説明ミスも見逃さない
- 複数の車屋で見積もりを取り、徹底的に値段交渉
- 購入前に試乗車を何台も乗り比べる
- 納車後も、アフターサービスについて細かく質問
手ごわいお客さんへの対応は、営業マンにとってまさに試練です。しかし、彼らの熱意やこだわりを理解し、誠実に対応することで、信頼関係を築き、最終的には満足のいくカーライフを提供することができるのです。
簡単なお客さんの特徴
簡単なお客さんとは、車のことについてはあまり詳しくない、もしくはこだわりを持っていないお客さんのことを指します。そのため、営業マンの説明に耳を傾け、信頼して任せてくれることが多いです。
予算についても、ある程度の幅があれば、そこまで厳しくはありません。営業マンに相談しながら、自分に合った車を選ぼうとする傾向があります。
あるあるエピソード
- 営業マンの説明をよく聞き、納得したらすぐに購入を検討
- 細かいオプションなどは、営業マンに任せる
- 値段交渉はほとんどしない
- 試乗車は1台程度で済ませる
- 納車後は、アフターサービスについてもほとんど質問しない
簡単なお客さんへの対応は、比較的スムーズに進みます。しかし、だからといって油断は禁物です。しっかりとニーズを把握し、最適な提案をすることが重要です。
結局どちらのお客さんが得するかまとめ
実は、営業マンにとって、手ごわいお客さんこそが、一番大切なお客さんなのです。なぜなら、彼らは車選びに真摯に向き合い、納得いくまで追求するからこそ、最終的には高い満足度を得られる可能性が高いからです。
一方、簡単なお客さんは、ある程度任せてくれるため、対応が楽な反面、満足度が低くなる可能性もあります。
車選びは人生の中でも大きな買い物です。だからこそ、手ごわいお客さんを見習って、自分が本当に納得できる1台を見つけてください!
もちろん、全てのお客さんが手ごわいタイプ、簡単お得意タイプに分けられるわけではありません。しかし、今回ご紹介した特徴を参考に、車選びの際の参考にしていただければ幸いです。
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