今日はうちの会社で車を仕入れてから店頭に並べるまでを解説していきます。
なぜ「うちの会社で」と前置きしたかというと、会社によっていろいろ違うからです。
今回は「仕入れ」編です。
仕入れはオークション
うちの場合、仕入れはすべて業者用オークションでやってます。
小さい中古車屋は、おそらく殆どこの形だと思います。ある程度規模が大きくなると買取・下取りした車を別店舗にて販売するといった独自流通ができるようになります。
業者用オークション会場は全国に100か所以上あって、主に近隣の地域のオークション会場でインターネットで購入することが多いですね。陸送費がかかるので。
昔はオークション会場に出向いて仕入していましたが、最近はインターネットがほとんどになりました。
オークションの裏事情
各オークション会場には検査員がいまして、出品された車はすべて検査されます。
この検査で、車に5つほどのランクに分けられて値踏みされます。ただ、このランクはある程度は選別の指標にできるのですが、検査員によってマチマチで、例えばランク4の車を買った場合でも、結構大きな傷があったり、まったく傷がなかったりと当たり外れがあります。
中には、事故車では無いと判断された車両が、ちゃんと調べると事故車だったり水没車だったりします。もちろん、クレームを入れて値引きや返品もできるのですが、その期間がとても短いです。
感覚としては、300台に1台くらい何かしら問題ある気がします。
背景としては、ディーラーや大手中古車や買取業者が下取りして、こぼれた車両がオークションに回っていきます。もしくは、小さい中古車屋で売れなかった車両などがオークションに出回るので、ちょっと質が悪くなるのは事実です。
まあ、それだけではないので、あたりの車両もいっぱいあるのですが。
オークションのシステム
オークションの方法は、ヤフオクとかと同じでほとんど同じです。金額をどんどん入力していって、最後に金額高い人が勝ちという感じです。
他にも一発落札のコーナーもあり、ヤフオクでいう即決価格みたいなものです。
大抵このコーナーは、売れ残りや早く手放したい車などが多いですね。掘り出し物があるので、結構みてしまいます。
オークションは金額吊り上げられて、いくらで買えるかわからずストレスが貯まるのですが、一発落札はそのストレスが無いんですよね。
こうやって、小さい中古車は売れたら仕入れるという事を繰り返しています。
仕入れは、いい車両や掘り出し物ないかなーという感じで毎日見てますね。
今回は仕入れについて紹介させてもらいました。次回は仕入れしてしてから店頭に並べるまでをご紹介します。
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